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吉川 宏影
20代

北海道移住ドラフト会議を終えて Vol.3 吉川 宏彰

ープロフィール
1990年9月21日生まれ。奈良県出身、大阪育ち。幼い頃から全国各地を転々とする生活をする。大学進学時で神奈川へ。幼い頃からサッカー、空手、バスケなどを経験するスポーツマン。高校時代は柔道部に所属し厳しい練習や上下関係に揉まれながら充実した学生生活を過ごす。それまでの、スポーツ人生とは一転し、大学進学後は写真部に所属。厳しかったスポーツマ ンの生活とは違う世界の面白さに気がつき、今でもカメラは趣味のひとつ。大学卒業後には旅行代理店に就職し北海道に舞い降りた。
ー吉川さん今日はどうぞよろしくお願いいたします。最初に北海道移住ドラフト会議を見つけるに至った経緯を教えていただけますか?
大学卒業後に旅行代理店に就職し、札幌、北見、旭川で過ごしてきました。北海道で過ごす毎日は楽しく、日々刺激的で飽きがきませんでした。しかし、就職後五年目で会社の形態が変化し、埼玉での勤務を命じられることになりました。北海道愛が強かったため、埼玉では悶々とした生活を送っていました。そんな時にFacebookをなんとなく見ていると、広告で『北海道移住ドラフト会議』の文字を発見しました。興味を持ち調べてみると、『これは俺のためのイベントだ!!』 と胸が高鳴るような思いを抱いたことを覚えています。北海道が好きなのに他の地域へと移動になり、これからどうしていこうか悩んでいる時期だったので、これはもう一度北海道へ行くチャンスだから逃してはいけないと思い、すぐに参加を決断しました。
ー吉川さんの北海道愛はなぜそこまで強くなったのでしょうか?
小さい頃に家族で北海道旅行をしました。子供ながらも、真冬の北海道の露天風呂は感慨深い景色であり、今でも記憶に残っています。また、関西人は北海道への憧れが強い気がします。大阪などでは頻繁に北海道物産展が行われており大人気です。幼い頃から『北海道だけは別格』という感覚が育まれていたのかもしれません。
ー北海道に対してそのような思いを抱いていただけているのが嬉しいです。イベント当日の様子も教えていただけますか?
イベント当日は雨でした。私は少し遅れて会場に到着したのですが、その後天気が急激に回復しました。そんなこともあり、『俺のためのイベントだ!』と更に胸が高鳴りました。イベント内で行った1分間スピーチでは、半分涙目になりながらも誰にも負けない北海道愛を熱く届けました。
イベント後の懇親会では、参加者の方々と話す中で、北海道は今後も発展しおもしろい場所であり続けるだろうと確信しました。
イベント2日目のドラフト会議では、石狩シェアハピシティ計画から1位指名を頂きました。これまでの人生で、 指名をもらうという経験はなかなかありませんでした。就職活動も経験しましたが、 就職活動では自らを企業へ受け入れて欲しいと懇願するものです。しかし、今回は自治体や企業から「君が欲しい!」と強く求められます。名前を呼ばれた瞬間は心が震えました。 2日間のイベントを通して、また埼玉に戻り悶々と仕事を続けることが考えられず、北海道へ移住することを決意しました。
ー指名されるという高揚感は何にも表し難いですね、、!
それではイベント後から移住に至るまでのお話を教えてください。
イベント終了後は、どんどん北海道移住に向けて突き進みました。12月にはキャンプインという名目で、石狩シェアハピシティ計画のメンバーのアテンドにより、石狩を訪ねました。そこでは、石狩で活躍する方々と話し、石狩市には素敵な夢を持つ面白い人がたくさんいることに気がつきました。
2回目は冬に観光客として石狩市を再訪。その日はものすごい吹雪で、観光客はほぼ誰もいませんでした。それでも、雪が溶けた後の石狩市には海、山などによって冒険心をくすぐられ、絶対にここは面白いだろうなと感じました。
2回目の訪問では、厚田支所の高田課長とお話する機会がありました。そこで、地域おこし協力隊のことを聞き、隊員の募集があることを教えて頂きました。石狩シェアハピシティ計画の中では果樹園の後継者探しをしていましたが、最終的には後継者という道を選ぶのではなく、地域おこし協力隊へ応募しました。1月〜2月に選考がありましたが、もしも選考から外されてしまったら北海道を一周してその中で面白かった場所に入っていこうかなと考えたりもしていました。 少し時間が経ち、選考を無事に通過し4月中旬には面接を行いました。それから一週間後、面接に合格との連絡をいただき、5月1日から地域おこし協力隊として石狩市に移住しました!
ーそのような背景があったのですね。吉川さんが北海道にまた住むことができたことを嬉しく思います!移住後の生活についても教えていただけますか?
移住後の日々は楽しいです。朝起きてから飲む厚田の水は美味しくて、北海道の空気は気持ちいいですね。しかし、移住してきて間もないので、まずは吉川という人間を知ってもらう努力をしています。移住してから約3ヶ月が経ちますが、まだまだ覚えられていない現実があります。先日はおかずなどを持ち込んで、厚田のお米でランチする『ランタク』というイベントを開催しましたが、6人しか集まりませんでした。集まった6人は顔のよく知っている人達だけでした。2000人の街で地域コミュニティを作ることが、こんなに時間がかかり、大変なこととは思っていませんでした。これからもっと地域に入っていきたいので、今はそのために活動しています。
神社祭など人が集まる場所に足を運び、顔を覚えてもらうよう努めています。そのような地道な活動の結果、気がつけば実行委員会に所属していて、今は力仕事など自分強みを活かし、少しずつ地域との距離を縮めていこうと思っています。
ー地域との関わりも地道な積み重ねが大事ですよね。移住して驚いたことなどはございますか?
最初に思いついたのは『厚田のタコ』です。まだお刺身でしか食べていませんがタコの柔らかさは感激でした。関西人なのでたこ焼きなどで食べるタコは歯ごたえがあるものを想像していたので驚きでしたね。あとは、街中で最後に閉まる店は21時ととても早いです。夜にお酒を飲みながら集まれる場所がないんですよね。将来は地域の人も集えるようなゲストハウスを作りたいとも考えています。
―地域の人が集えるゲストハウスいいですね!それでは最後に移住ドラフト会議にこれから参加する人へのメッセージをお願いします。
日々の生活の中でこのまま進んでも良いのかと迷う時もあるけれど、北海道移住ドラフト会議では良いことしか起きません。面白い人達と出会えて刺激的です。そしてドラフト指名された日の夜のビールは絶品です。その時は札幌ビールで乾杯しましょう!
―吉川さん本日はありがとうございました!
(インタビュアー:北海道移住ドラフト会議実行委員会さーもんず柴田。記事担当:桑原杏奈)